職場巡視について

職場巡視について

巡視の目的は職場の環境を確認することです。
問題があった場合には、衛生委員会等において議題を提出し改善を図ります。委員会を介さずに改善いただきましても勿論構いません。

確認事項は、業種により様々ですが、一般的には以下の様な物となります。

  • 全般的な整理、整頓、清掃、清潔  (4Sと言われています)
  • コンピューターを用いた作業の環境 (※ 主にVDT作業を対象とします)
  • 温熱環境(温度、湿度、冷暖房環境など)
  • 照度(場所によって推奨ルクスあり)
  • 休憩室・トイレの衛生
  • 消火器、AEDの場所

巡視の回数に関してですが、通常1カ月に1度と言われております。ただ、職場環境状況をまめに産業医に報告していただくことで、その回数を減らせることも厚生労働省は許可しています。

※VDT作業とは、事務所等において行われるVDT(Visual Display Terminals)機器(ディスプレイ、キーボードなど)を使用して、データの入力、文章・画像の 作成、プログラミングなどを行う作業の事を表します。作業の種類によって、単純入力型、拘束型、監視型、対話型、技術型、その他に分類されます。このような作業に由来する症状として最も多いのが「目の疲れ・痛み」、続きまして「首・肩のこりや痛み」「腰の疲れ・痛み」「背中の疲れ・痛み」、「頭痛」となっております。また、精神的なストレスを訴えられる方も多いです。

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